2025/12/18 23:19


こんにちは、店主です。

今回は自然巣について、うちでは具体的にどんなことをしているのかということを説明します。

たまに誤解されていることがあるので。

ファンデーションレス養蜂

自然巣で蜂を飼ってますというと
『木のウロに営巣した野生の蜂をいくつか持っていて、そこから採蜜している』

みたいなのを想像される方がいます。

違いますから。

そんなサバンナのハニーハンターみたいなことしてません。

普通に巣箱をつかってます。

巣箱は一般的な養蜂家がつかうものと同じものです。

中にいれる木の枠も基本的には同じ。

少し改造してますが、同じ規格のものを使っています。

ちがうのは『木枠に巣礎を貼らないこと』だけです。

巣箱の中に木枠だけ入れて、木枠に直接巣をつくらせるスタイルでやっています。

巣礎は英語でファンデーションというので、海外ではこのようなやり方をファンデーションレス養蜂と呼んだりもします。

自然巣とは

巣箱を使ってるなら自然巣じゃないじゃんか、といわれることがありますが、蜂の『巣』というのは蜜蝋でできた部分のことをいいます。

なので、自然巣であってます。

巣箱や木のウロは『営巣(えいそう)場所』です。

蜂がつくる部分が『巣』で、それが自然につくられたものならば自然巣になります。

自然巣かどうかってのは中身の話で作る場所は関係ないということですね。

言葉を整理すると、六角形の部屋ひとつひとつのことを『巣房(すぼう)』といい、巣房がたくさんあつまった板状のものが『巣板(すばん)』、巣板が何枚かあつまった状態が『巣』になります。

で、巣を作ることを『営巣』といい、作る場所を『営巣場所』というと。

ファンデーションレス養蜂では、巣箱の中にいれた木枠に巣を作らせてるだけで、巣自体はすべて蜂が自然に作ったものになります。

なので、まごうことなき自然巣です。

ちなみに、『自然に… 』のところが気になる方もいるかもしれませんが、これについては『巣礎を使わない』という意味だと考えていただければと思います。

前回、巣礎ってなんぞやでも説明しましたが、巣礎というのは自然なのが気に入らないから使うものです。

なので、使わなければそれが『自然』。

以上、うちでしていることを簡単に説明してみました。

自然巣で飼っているといっても、ハニーハンターみたいなことはしてませんから。。。